学校教育に関心のあるお父さん、お母さんはすでにご存知だと思いますが、文部科学省が告示している新小学校学習指導要領には「令和2年度から小学校プログラミング教育が必修となる」と明記されています。
親にとっては、ご自分が受けたことのない授業が始まるということですから、不安も大きいですよね。
未知のものに備えておくことは非常に大切ですね。
そこで、お子さんが小学校へ入学する前に目を通していただきたいプログラミング本を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
幼児向けプログラミング本①
ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
対象年齢は5歳ごろからです。
フィンランド出身の女性プログラマーであるリンダ・リウカスによって書かれた、プログラミング的思考を学べる知育絵本です。
前半は、プログラミングに必要な思考・手順・考え方をストーリー仕立て表現しており、
物事を理論的に考えるクセがつきます。
後半はワーク形式になっていて、パズルやゲーム感覚で楽しめます。
答えを自分で考え、選択することによって、プログラミング思考を養うことができます。
幼児向けプログラミング本②
ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング(ぼうけんキッズ)
対象年齢は4歳ごろからです。
2冊目は実践に向けた本のご紹介です。
タイトルにもあるビスケットとは、NTTで開発された「誰もがプログラミングを体験し、コンピューターの本質が理解できる」をコンセプトとしたビジュアルプログラミング言語です。
「ビスケット」は、スマホ・タブレット・ブラウザで簡単に絵を描いて、その絵を動かすという体験ができます。
メガネ型の2つの丸に1つずつ絵を描き入れると、その絵がパラパラ漫画のように動くという仕組みです。
わかりやすく書かれており、ビスケットの操作方法も簡単なので、読めばすぐにビスケットを楽しめます。入門にはピッタリの1冊です。
幼児向けプログラミング本③
5才からはじめるすくすくプログラミング
対象年齢は5歳〜7歳です。
こちらの本は、iPad専用アプリである、「Scratch Jr.」の使い方を解説している本です。
まずはiPadに「Scratch Jr.」をインストールする必要があります。自分だけのお話や、オリジナルゲームを作ることができ、楽しみながら順を追ってプログラミングを学ぶ手助けをしてくれます。
幼児向けプログラミング本④
できるキッズ 子どもと学ぶビスケットプログラミング入門
対象年齢は4歳ごろからです。
ビスケットの解説書は何冊か出版されています。
こちらもビスケット初心者のお子さん向けになっています。
アイデアがたくさん書かれており、子供にも理解しやすい雰囲気になっています。
スマホやタブレットでプログラミングを手軽に学べますから、お子様が自分でゲームを作りたい一心で読み進めてくれそうです。
幼児向けプログラミング本⑤
なるほどわかった コンピューターとプログラミング
こちらは小学生向けの少し大きいお子さん向けです。
2019年のこどもプログラミング本大賞を受賞しています。
コンピューターの仕掛け絵本になっており、119箇所もの小さな扉をめくって、その中を読むというスタイルです。
扉の中の説明を読んだり、中のクイズに答えていくうちに、知らず知らずのうちにコンピューターの歴史・種類、パソコンの操作方法に強くなっていきます。
楽しみながら学べるのは一石二鳥ですね!
中には難解な専門用語も書かれていますが、案ずるなかれ、子供にも理解できるようにしっかり解説されています。
小さなお子さんの場合は、保護者の方が少しサポートすれば、親子で楽しめる内容になっています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は小学校プログラミング教育が必修化に向けた、小学校入学までに備えておきたい幼児向けプログラミング本について紹介しました。
4〜5歳でも楽しんで読めるおすすめ本は5冊です!
- ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
- ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング(ぼうけんキッズ)
- 5才からはじめるすくすくプログラミング
- できるキッズ こどもと学ぶビスケットプログラミング入門
- なるほどわかった コンピューターとプログラミング
IT社会に生きていく子供たちのためにも、プログラミング教育は必要不可欠ですね。
大人が「わからないから」と目を背けることのないよう、しっかりとお子様のサポートに回って、今回ご紹介した本を活用していただければと思います。